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10/27(日)けいこ・勉強会
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2024/10/27
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荒谷郁男 / 小宮山豊治 役

小宮山豊治という画家の役です。 午前は、粟野静江役の伸枝さんと七景の台詞覚えの練習をしました。くりかえしくりかえし練習したので、かなり台詞が入るようになりました。
午後は、三景から八景の①まで通し稽古をしました。台本を持たないでの稽古です。 この劇は、戦没画学生が描いた絵をスクリーンに場面、場面で映します。 八景では私は、ほとんど台詞が入ってないので台本を持ってやりました。
最後は、池上さんの学習講座です。

「『無言館』の存在意義と日本の現実に向き合うことの重要性」 いろいろお話しされましたが、特に印象に残ったのは、お母さんが子どもの頃の池上さんに語った言葉−世話になった人に感謝しなさい。自分より弱い人に尽くしなさい。戦争する国してはいけない。 そして、「戦争に負けて良かった、勝っていたら軍人が威張ってどんな世の中になっていたか。」 米軍基地は、沖縄に7割も集中しているが、奈良を除いて日本の要所要所にはちゃんと置かれている。自衛隊の基地や演習場はどこにでもある。戦争できる法律もすでに作ってある。 いざ戦争となったら狙われるのは基地、そして原発。原発はあちこちにあり、さらに増やそうとしている。 そういう現実にしっかり向き合うことが重要ではないか、と話されました。 「無言館」「無言のまにまに」のこの「無言」の意味するものは何なのか、を考えていきたい。

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